光朗(ミツルー)の日記

窓際社員のミツルーです。読書かと思えば最近は本当に日記です。

土井善晴『一汁一菜でよいという提案』〜2025年度・新潮文庫の100冊を読んでいく〜 62

年内には絶対に読み終わらないな、ということを、今回確信した。『ロリータ』や『罪と罰』はともかく、『百年の孤独』は読み飛ばせまい。読み飛ばせるはずの土井さんのエッセイも、割としっかりと読んでしまう始末。それの感想でも書こうかなんて思っていてネットサーフィンしていたら、詐欺サイトに捕まる始末であった。面目ない。

 

土井さんの本は割と好きで、コロナ禍に子どもたちに三食作ってあげていた頃にお世話になった。最初はリュウジとか気まぐれクックだったのだけれども、もうちょっと楽にならないかな、健康にいいものは、という時にKindleで土井さんの本を読んだ。どうしても多様の、ご飯、汁、サラダ、煮物、おかず1、おかず2と用意してしまう自分の気持ちが楽になった。

 

でこれを読んで前半、うんうんそうだよね、と。土井さんの主張はブレがないので、どの本を読んでもたいてい同じことが出てくる。料理への考え方は、どの出版社からでてるものでも一冊読めばエッセンスがわかるような気がした。

 

後半の日本論、日本人論になると、ちょっと胃にもたれてくる。半分はわかるけど、そんな人たち周りにいないな、と。芸能人ならいるのかしら、でもそれって衣食足りて礼節を知る、って感じなのかしら、じゃあやっぱ階級の問題じゃない?とか僻みだしてからは、ちょっと読むのが遅くなった。

 

食エッセイは面白いのだけれども、ちょっとお作法系の匂いがすると、それはスピ系、自己啓発系よりも、苦手である。どっしりして装丁もいい本なので、おすすめではあるのだけれども、小生お作法苦手だワンと思った次第。だから騙されるのかもしれないけどね。

 

ふん。