『土偶を読む』と『「土偶を読む」を読む』の論争を眺めつつ、なるほど縄文も面白いなあなんて考えていた。土偶を読む論争については、土偶を読むを読む側の理屈の方に説得力があるように思えるけれども、アナロジーで解く、という手法自体については、刺激的である。そんななか、母方の故郷で、自分も小さいころに夏休み遊んだ、遠野から出土した「たそがれ土偶」が可愛らしかった。キーホルダーで欲しい。
「鉄鏃」とか、博物館の入り口付近で、だから何と思っていたが、これからはもっと真剣に見れることだろう。
墓についても、竪穴式の墓と横穴式の墓だと、違うってことを知った。竪穴だと埋めちゃえばそれまでだが、横穴だと、新たな骨を追加で入れることもできるし、出し入れができるのだ。竪穴式から横穴式へ、そんなこと全然思いいたらなかった。
埴輪も、土偶もいっしょくたに考えていたけれども、土偶は縄文、埴輪は古墳時代ということで、全く別物。そして埴輪については副葬品としての役割をもっていたので、工房みたいなのもあったとかなかったとか。
古墳も前方後円墳、前方後方墳、方墳、円墳など違いがあり、またそれらの組み合わせで、同盟状況なども推定できるというところに驚いた。
古代史に詳しい人にとっては、そんなの当たり前なんだろうけれども、いやー、知らないことを知るっていうのは楽しいことですね。
とりあえず、一冊読み切ったので、二冊、三冊と重ねていこう。